「おやき」とは?

「おやき」とは小麦粉やそば粉を練って作った生地にいろんな具材が入っている料理。焼き目のついた饅頭のような見た目をしています。
主に信州地方に古くから食べられてきた郷土料理で、特に長野県では日常に根差したソウルフードでもあります。
おやき専門店「いろは堂」

そんな長野県にはおやきの専門店まで存在しています。中でも有名なのがいろは堂。本店は県北部の鬼無里(きなさ)という場所で、長野市と白馬村をつなぐR408沿いにあります。
長野市から走ってきて、もうひと山越えたら白馬に到着という場所にあり、ツーリング中の一服にもぴったり。特に寒い季節は囲炉裏であぶったおやきが食べられるのでおいしさは倍増です。
OYAKI FARM でおしゃれに味わう

OYAKI FARMは2022年にいろは堂が長野市にオープンしたおやき文化の発信拠点。本店とはまた違ったスタイルが特長です。
まずは建物。伝統的なおやきのイメージとは裏腹に、木の風合いが美しいモダンな建物でが目を引きます。

中に入ると、吹き抜けの広い空間が広がります。
おやき文化の発信拠点ということで、販売だけでなく、製造工程の見学、おやき作り体験(要予約)などができる体験型施設となっています。
販売カウンターではお持ち帰りはもちろん、横のカフェスペースでのイートインも可能です。

2階はオープンデッキになっていて、開放的な空間でおやきを楽しむこともできます。天気の良い日に北アルプスの山々と千曲川を眺めながら味わうのもいいですね。

OYAKI FARMは年間500万個のおやきを製造することができる工場でもあります。カフェスペースの奥に見学通路があるので是非行ってみましょう。
製造工程を学んでから食べると、きっと味わい深くなると思います。

まとめ

本州の人気ツーリングスポットが集中している長野県。立ち寄った際はぜひ本場のおやきを味わってみましょう。
味のバリエーションが豊富なので、食事でもおやつでも楽しめます。
さらに、もともとは保存食なので旅のお供に携行することも可能。ただし、冷めると皮が固くなるので食べるときは温めてから。
長野県の道の駅ではかならず見かけるほどメジャーな一品なので、行く先々でいろんな味を楽しむのもいいですね。
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